■ダウン症を知ろう
人間は、男か女かの性別を決める染色体2本と、常染色体と呼ばれる22の対になる染色体の全部で46本の染色体を持っています。
そのなかの常染色体が異常をきたすと様々な疾患となるのですが、その中でダウン症は染色体が最も多い疾患です。
21番目の染色体に異常があるケースがほとんどなので、「21トリソミー」とも呼ばれます。
ダウン症は現代病ではなく、今から140年以上前にイギリスの眼科医J.L.H.Downが疾患として報告した事が始まりとされていますが、それ以前からダウン症は存在していたようです。
ダウン症は民族や国の違いは関係なく、およそ1000人に1人の割合で出生します。
そして高齢出産の場合にその出生率は高くなる傾向にあり、母親が40歳の場合は平均100人に1人とかなり高くなります。
ダウン症の小児は目鼻立ちに特徴が表れ、筋力が低下していたり、知能発達が遅れたりする症状がでたり、子供によっては先天性の心臓疾患等合併症を発生させることもあります。
最近ではその合併症に対する治療方法が進化してきたり、社会的にダウン症の子供達やその家族をサポート、支援する制度や施設も増えてきました。
さらにダウン症は病気や障害ではなく、その子供の個性と考え家族も友人も皆で手をたずさえ、人生を生きて行こうという考え方が広まってきました。